徒然日記

おもしろき こともなき世を おもしろく


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下準備

前回の出張の移動中に読んだ中原中也の本。

「誰も語らなかった中原中也/福島泰樹(著)」




これについて書こうかな~と思っていたのだが
せっかくなので高森文夫展のある若山牧水文学記念館に行ったり
知り合いを通じて国語の先生に文語体の詩の朗読について聞いてもらったり
と、下準備してる。

ま、特別に中原中也に思い入れがあるわけでは無く
自己満足的なもんですけど...^^;

でももうチョットだけ時間がかかりそう
てなわけでツナギとして中原中也の詩をどぞ


『死別の翌日』

生きのこるものはづうづうしく、
死にゆくものはその清純さを漂はせ
物云ひたげな瞳を床にさまよはすだけで、
親を離れ、兄弟を離れ、
最初から独りであつたもののやうに死んでゆく。

さて、今日はよいお天気です。
街の片側は翳り、
片側は日射しをうけて、あつたかい
けざやかにもわびしい秋の午前です。
空は昨日までの雨に拭はれて、
すがすがしく、
それは海の方にまで
続いてゐることが分かります。

その空をみながら、また街の中をみながら、
歩いてゆく私はもはや此の世のことを考へず、
さりとて死んでいつたもののことも
考へてはゐないのです。
みたばかりの死に茫然として、
卑怯にも似た感情を抱いて私は歩いてゐたと
告白せねばなりません。

Category: Diary | 2007.06.29 Fri

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